リンクルショットの全成分は?
リンクルショットの成分から期待できる効果は?
口コミサイトでも評価の高い、POLAのリンクルショット。
シワ改善に効果が期待できるというだけあって、どんな成分が入っているか気になる方も多いと思います。
そこで今回は、ポーラのリンクルショット メディカルセラムの成分を調査(解析)してみました。
リンクルショットにどんな成分が配合されているか気になる方は、是非参考にしてみて下さいね。
目次
ポーラ リンクルショットメディカルセラムの成分を解析!【全成分表示あり】
それでは、早速ポーラ(POLA)リンクルショットメディカルセラムの成分を解析していきたいと思います。
まずは、全成分から見ていきます。
リンクルショット メディカルセラムの全成分
【有効成分】
三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸Na(ニールワン)
【その他の成分】
ジメチコン、ワセリン、架橋型ジメチコン、メタクリル酸エステル樹脂粉末、トリエチルヘキサン酸グリセリル、セリサイト、シクロペンタシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、水添ポリブテン、シクロヘキシルグリセリン、スクワラン、油溶性アルニカエキス、油溶性カモミラエキス、油溶性桃葉エキス、ローヤルゼリーエキス、タイムエキス-1、スギナエキス、ヒドロキシアパタイト、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、流動パラフィン、軽質イソパラフィン、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、BG、水、無水ケイ酸、酸化亜鉛、香料
リンクルショットは、1種(ニールワン)の有効成分と、その他成分という形で作られています。
過去に似たような成分を配合している化粧品が合わなかった方は、検討された方が良いでしょう。
(敏感肌などで一時的に肌に合わなくなるということはあるかと思いますが)
ポーラのリンクルショットは‟医薬部外品”
ポーラのリンクルショットは、化粧品ではなく薬用化粧品(医薬部外品)に該当します。
薬用化粧品には、ニキビを防ぐ・美白ケアができるといった‟有効成分”が規定量配合されています。
薬用化粧品は厚生労働省や各都道府県などの規制当局の許可が必要になるため、化粧品を販売するよりもハードルが高くなります。
逆に言うと、それだけの高いハードルをクリアした商品ということが言えるでしょう。
リンクルショットメディカルセラムには、有効成分のニールワンが配合されています。
ちなみにですが、医薬部外品は化粧品と違って全成分の表示義務がありません。
ポーラのリンクルショットは薬用化粧品にも関わらず、公式サイトにある通り全成分を公開しています。
‟成分表記を隠しくなるような成分は入れてません”とも言えますよね。
歴史のある、研究開発力にも定評のあるポーラだからこそ自身を持って全成分を公開しているのでしょう。
【有効成分】シワ改善成分‟ニールワン”を解析
リンクルショットメディカルセラムの一番の注目成分は、有効成分の‟ニールワン”です。
ニールワンは、日本で初めてシワ改善が認められたPOLA初の成分です。
いわば‟シワ改善のパイオニア”と言っても大げさではないでしょう。
大手の資生堂やコーセーに先駆け、お墨付きを得たという訳ですね。
ちなみに、パッケージの成分表記では
三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸Na
といった表示名称となっていますが、=ニールワンです。
正直ここまで長い成分表記は初めてみたので、ちょっとびっくりしました。
なぜニールワンがシワ改善を促進するの?
では、リンクルショットメディカルセラムに配合されるニールワンはどのようなメカニズムでシワを改善するのでしょうか?
実は、他のメーカーのシワ改善コスメとはかなり異なるアプローチであることが分かりました。
シワの原因と言えば乾燥をはじめ、紫外線ダメージや加齢によって真皮のコラーゲン繊維やエラスチン繊維がダメージを受けるといったものがあります。
(資生堂のリンクルクリームに配合されている‟レチノール”は、ヒアルロン酸を生み出し水分量を増やし、コラーゲン密度を高めることでシワを改善します)
POLAが着目したのは、上記どれにも当てはまらない‟表情による肌の圧縮(表情圧)”によってできるシワです。
表情をつくる時は、部分的に大きな圧力が加わります。
すると微弱な炎症が発生し、‟好中球エラスターゼ”という酵素が放出されます。
好中球エラスターゼは本来ケガで傷ついた組織を分解するために必要な酵素ですが、シワを傷と勘違いして部分的に増加してしまうという事が分かりました。
増加した酵素によって真皮のコラーゲンやエラスチンまで過剰に分解されてしまい、弾力が衰えた真皮に部分的に圧力がかかり、シワが形成されてしまうという事なんですね。
ニールワンの役割
そしてこのニールワンは、好中球エラスターゼの働きを抑制する成分です。
つまりニールワンによって真皮のコラーゲンやエラスチンの過剰分解を抑え、シワを改善させるということなんですね。
美白コスメがシミの原因となるメラニンの生成を抑えるように、ポーラのリンクルショットは好中球エラスターゼが真皮の成分を分解するのを抑えます。
このメカニズムを独自で発見するとは、さすがは研究開発力のあるPOLAですね。
ポーラリンクルショットメディカルセラムのその他成分は?
リンクルショットのその他の成分を見てみましたが、保湿系の成分などが配合されていました。
その他成分として配合されているワセリンはうるおいをキープする働きがあって、肌へはほぼ浸透しませんが水分蒸発を防ぐ効果が高いです。
またスクワランは肌に馴染みやすい保湿成分でうるおいをキープする役割があります。
ローヤルゼリーエキスは真皮の繊維が細胞を増殖させる働きがあると言われてます。
上でご紹介したリンクルショットの‟ニールワン”は好中球エラスターゼの働きをブロックし、真皮のコラーゲンやエラスチンをブロックしますので、同じくシワをケアする成分になります。
その他、ジメチコンといった油性成分は、メイクアップ化粧品や日焼け止め・ヘアケアなどにも使われていており成分です。
大手化粧品メーカーの資生堂や花王のスキンケアでも使われている成分です。
まとめ:注目成分は有効成分のニールワン!その他の保湿やエイジングケア成分を配合
以上、ポーラ(POLA)のリンクルショットの成分解析についてでした。
リンクルショットでも一番のおすすめ成分と言えるのが有効成分の‟ニールワン”です。
(表示名称:三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸Na)
ニールワンは真皮のコラーゲンやエラスチンを分解する‟好中球エラスターゼ”の働きをストップさせる効果があるため、シワ改善におすすめの成分となっています。
その他にも、保湿系の成分やエイジングケア系の成分を配合するなどポーラのこだわりや技術が詰まったスキンケアアイテムです。
シワ改善におすすめのスキンケアアイテムをお探しの方は、是非一度使ってみてはいかがでしょうか。
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[…] ※ニールワンについては「ポーラ(POLA)リンクルショットの成分を解析【全成分表示あり】」でまとめています。 […]