今回は、Excelで自動で連番を振る方法について紹介していきます。
例えば商品名を入力すると、
番号のセルに1と入力され、
2つ目の商品を入力すると自動で2と連番が表示されます。
入力した行のみに番号を振りたいという時におすすめです。
目次
エクセル(Excel)で自動で連番を振る方法
それでは、こちらに数式を入れていきます。
まず「商品名に何も入力されていなかったら、番号のセルを空白にする」という条件を、IF関数で入れます。
「=if..」と入力し、[ Tab ]キーを押してIF関数を挿入します。
1つ目の引数の[ 論理式 ]は商品名のこちらのセルを選択し、
「=””」を入力します。
これで商品名[C4]のセルが空欄の場合、という条件になります。
続いて「 , 」を入力し、2つ目の引数の[ 値が真の場合 ]のところに「””」を入力します。
これで「セル[C4]の商品名が空欄の場合、番号も空欄にする」という条件になります。
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ROW関数で行番号を取得
さらに「 , 」を入力し、3つ目の引数の[ 値が偽の場合 ]というところにROW関数を入れて、行番号を表示します。
「row..」と入力し[ Tab ]キーを押して、ROW関数を挿入します。
引数の[参照]は省略可能で、その場合は数式を入れたこちらのセルの行番号、つまり4を表示してくれます。
「 ) 」でとじます。
このまま数式を確定してしまうと、商品名に値を入力した時に番号に「4」が表示されてしまいます。
そのため、こちらのROW関数の「4」から「-3」とし、1、2、3行分の「3」を引きます。
これで、行番号の4から、3を引いた1を番号の列に表示できます。
最後に「 ) 」でとじて、[ Enter ]キーで確定します。
残りのセルは、数式セルを選択し、右下の緑の[ ■ ]を下にドラッグして、オートフィルで数式を入れます。
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商品名を入力していきます。
2つ目の商品を入力すると、自動で「2」と入力ができました。
こちらは、現在の行番号「5から3を引く」ということで、2と表示されます。
この通り、入力すると、自動で連番を振ることができました。
行を挿入しても1からの連番を維持する
なお、こちらの方法ですと、例えば、こちらに[ Ctrl ][ Shift ]を押しながら[ ＋ ]で行を挿入すると、
行番号が一つずれてしまうので、こちらの1からの連番をもずれてしまいます。
こちらを防ぐには「-3」の部分を、ROW関数に変更します。
参照の引数には一つ上の、こちらのセルを指定します。
さらにセルに対して[F4]キーを押して、絶対参照をつけます。
こうすることでオートフィルで残りのセルを求めても、常に番号のセルを参照し続けることができます。
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逆に絶対参照をつけないと、指定したセルも一つずつずれてしまうので全てのセルに「1」と表示されてしまいます。
（5-4、6-5といった計算になります）
絶対参照をつけた状態で、「 ) 」でとじ[ Enter ]キーで確定します。
こちらをドラッグしてオートフィルをします。
行をこの通り追加しても1からの連番が崩れずに、表示することができました。
変更に強くしたいという方は、こちらの方法もおすすめです。
以上、Excelで自動で連番を振る方法について紹介しました。
【動画】Excel(エクセル)で連番(番号)を振る方法
エクセルで連番(番号)を振る方法の動画版は、こちらから確認頂けます。
