【エクセル】行と列の追加(増やす)と削除をする方法は?一気に詰める・消す(ショートカットキーあり)【Excel】

今回は、Excelで行と列の追加と削除をする方法について紹介します。

①行を追加と削除する方法
②列を追加と削除する方法
③セルを追加と削除する方法

の3つのやり方について、順番に紹介していきます。

エクセルで行の追加(増やす)と削除する方法

まずは、行の追加と削除からです。

一行を右クリックで追加する

こちらの、新宿店と千葉店の間に、一行追加していきます。

千葉店の行の[ 行7 ]の番号の上までマウスポインターを移動し、

マウスポインターの形が右向きの矢印に変わったところで右クリックします。

こちらのメニューが表示されますので、[ 挿入 ]を選択します。

この通り、新宿店と千葉店の間に一行追加することができました。
なお、行の追加をした場合は、自動的に、上の行の書式に合わせて、色や枠線がつきます。

書式をコピーせずにまっさらな行を追加したい場合は、こちらの[ 挿入オプション ]を選択します。

[ 上と同じ書式を適用 ]にチェックがついていますので、[ 書式のクリア ]を選択します。

すると書式がコピーされず、まっさらな状態の、行を追加することができます。

一行を右クリックで削除する

行を削除する場合は、削除したい行番号の上で、右クリックをします。

[ 挿入 ]の一つ下の[ 削除 ]を選択します。

選択した行を、削除することができました。

複数行を右クリックで追加・削除する

こちらは、複数行の追加と削除することも可能です。

札幌店の行の下に、 三行分を追加したいと思います。
一つ下の行から、行番号を3つ分下にドラッグし選択した状態にします。

続いて、行番号を含めた選択している範囲のどちらでも良いので、右クリックをします。

[ 挿入 ]を選択します。

するとこの通り、3行分の行を追加することができました。

複数行の削除も同じように、削除したい行番号をドラッグして選択します。

選択している範囲で右クリックし、

[ 削除 ]を選択します。

複数行を、削除することができました。

ショートカットキーで行を追加・削除

さらに行の追加、削除はショートカットキーを使ってもできます。

新宿店の行の下に、3行分を追加します。

行番号7~9をドラッグして選択します。

この状態で、[ Ctrl ]キーと[ Shift ]キーを押しながら、[ + ] を押します
※テンキーを使う場合は[ Ctrl ]と[ + ]でもできます

すると、この通り、3行分を追加することができました。

行の削除のショートカットキーは、削除したい行番号をドラッグして選択し、

[ Ctrl ]キーを押しながら、[ - ]を押します。

ショートカットキーで、3行分を削除することができました。

エクセルで列の追加(増やす)と削除する方法

続いて、列の追加と削除です。
基本的には、行の追加と削除のやり方と同じです。

一列を右クリックで追加

支店名の隣の列に、1列追加します。

列番号のC列の上で右クリックします。

[ 挿入 ]を選択します。

この通り支店名と7月の列の間に、一列追加できました。

なお、列の追加をした場合は、自動的に、左の列の書式に合わせて、色や枠線がつきます。

こちらを左側の列の書式ではなく、右側の列の書式を適用したい場合は[ 挿入オプション ]を選択して、

[ 右側と同じ書式を適用 ]を選択します。

すると右側の、7月の列と同じ書式を適用することができました。

一列を右クリックで削除

列を削除する場合は、削除したい列番号の上で右クリックをします。

[ 削除 ]を選択します。

選択した列を、削除することができました。

複数列を右クリックで追加・削除

複数列の追加と削除をする場合も、行の時と同じです。

支店名の横に3列分を追加します。

列番号を3列分、右にドラッグして選択します。

選択した列の列番号を含めた、範囲内のどちらでも良いので右クリックをします。

[ 挿入 ]を選択します。

この通り3列分の列を追加することができました。

こちらも、右の書式に合わせます。

複数列の削除も同じように、削除したい列番号をドラッグして選択します。

選択している範囲で右クリックし、

[ 削除 ]を選択します。

複数の列を、削除することができました。

ショートカットキーで列を追加・削除

列の追加、削除も、ショートカットキーを使ってできます。

まず、支店名の横の列から、3列分をドラッグして選択します。

[ Ctrl ]キーと[ Shift ]キーを押しながら、[ + ] を押します
※テンキーを使う場合は[ Ctrl ]と[ + ]でもできます

すると、3列分を追加することができました。

右側の書式に合わせます。

列の削除のショートカットキーは、削除したい列番号をドラッグして選択し、

行の削除と同様[ Ctrl ]キーを押しながら[ - ]を押します。

ショートカットキーで、3列分を削除することができました。

エクセルでセルの追加と削除をする方法

最後にセルの追加・削除をする方法について紹介します。

このように同じシート内に表が2つあった場合、行の追加や削除をしてしまうとこちらの別表の行も追加や削除されてしまいます。

【エクセル】一行ごとに交互に色を付ける方法は?表の行(列)おきに変える【Excel】

こちらの表のみ行を追加したい場合は、セルの追加・削除をします。

まずは、セルの追加からしていきます。

発注番号003の下に3行分のセルを追加したい場合は、このよう表内の3行分のセルを選択します。

Excelのセルに「01」や「001」の数値を表示する方法【エクセル】

選択した範囲内で右クリックし、

[ 挿入 ]を選択します。

するとこちらのボックスが開きますので、[ 下方向にシフト ]にチェックを入れ[ OK ]を選択します。

するとこちらの表のみセルを追加することができ、下方向にシフトなので、004以降のデータは、下に移動します。

削除したい場合も、削除したいセルをドラッグして範囲選択し、右クリックをします。

削除を選択し、

今度は、[ 上方向にシフト ]を選択します。

[ OK ]を選択すると選択したセルが削除され、データを上に詰めることができます。

ショートカットキーでセルの追加・削除をする

なおこちらも、行列の追加と削除の時と同様ショートカットキーが使えます。

セルを選択した状態で[ Ctrl ]キーと[ Shift ]キーを押しながら[ + ]のショートカットキーを使って、

追加することもできます。

削除したい場合も、削除したいセルをドラッグして範囲選択し、

[ Ctrl ]キーと[ – ]を押します。

表の一部のセルを追加したり、削除したい時におすすめです。

以上、Excelで行・列の追加と削除をする方法について紹介しました。

【動画】Excel(エクセル)で行・列・セルを追加・削除する方法

Excelで行・列・セルを追加・削除する方法の動画版は、こちらから確認頂けます。