Excel(エクセル)で月末・月初を求めたい時には、‟EOMONTH関数”を使うと求めることができます。
ということで、今回は月末・月初を求めるやり方についてまとめていきます。
目次
【Excel】EOMONTH関数を使って「月末」の日付を表示する
それでは、さっそく「月末」と「月初」の日付を表示する方法を解説していきます。
「EOMONTH」関数を使って求めていきます。
関数で求めることにより日付によって月末日・月初日が自動で変更されるようになります。
まずは「TODAY」関数を使い、今日の日付（2022/11/22）を入力しておきます。
日付を入力するセルを選択。
「=」を入力。
「TODAY()」と入力。
※小文字で入力してもOKです。
今日の日付（2022/11/22）が入力されました。
来月末の日付を表示する【Excel】
来月末の日付を表示していきます。
数式を入力するセルを選択。
「=」を入力。
続いて「EO…」と入力※小文字で入力してもOKです。
「EOMONTH」という関数が予測で出てきます。
関数に関する説明も表示されます。
そのまま[Tab]を押します。
※「EOMONTH」を選んで、ダブルクリックでもOKです。
「=EOMONTH(」まで入力されました。
1つ目の引数には「開始日」を入れます。
今日の日付を選択。
「,」で区切ります。
2つ目の引数には「月（何か月後か）」を入れます。
来月（1か月後）の場合は「1」を入力します。
表示形式が[標準]のため「44926」と表示されているので、切り替えます。
数式が入力されたセルを選択。
来月の月末の日付が表示できました。
日付を変更すると自動で月末日も変わります。
今月末の日付を表示する
今月末の日付を表示していきます。
※EOMONTH関数の「開始日」を入力するところまでは、先ほど紹介したやり方と一緒です。
「=EOMONTH(開始日,」という表示になっています。
今月は「0か月後」なので2つ目の引数には「0」を入力します。
今月末の日付が表示できました。
先月末の日付を表示
続いて、先月末の日付を表示していきます。
※EOMONTH関数の「開始日」を入力するところまでは先ほど紹介したやり方と一緒です。
「=EOMONTH(開始日,」という表示になっています。
先月は「1か月前」なので、2つ目の引数には「-1」を入力します。
先月末の日付が表示できました。
【Excel】EOMONTH関数を使って「月初」の日付を表示する
続いて、EOMONTH関数で月初の日付を表示させていきます。
来月初日の日付を表示
来月初日の日付を表示していきます。月末を求めた日付（関数）に「+1」とすると、「〇月1日」の日付が求められます。
数式を入力するセルを選択。
「=」を入力。
続いて「EO…」と入力。
「EOMONTH」が候補に出たら[Tab]を押します。
「=EOMONTH(」まで入力されました。
1つ目の引数には「開始日」を入れます。
今日の日付を選択。
「,」で区切ります。
2つ目の引数には「月」を入れます。
来月末の日付を求める場合は「1」を入力しますが、来月1日の日付を求める場合は「0」を入力します。
「)」を入力します。
関数に続いて「+1」を入力します。
来月初日の日付が表示できました。
※「来月末の日付＋1日」だと再来月になってしまいますが、EOMONTH関数の「月」の引数に「0」を入力しておくことで来月1日の日付が求められます。
「+1」の値を「+10」や「+25」にすると「来月の10日」「来月の25日」と変更することができます。
今月の初日を表示していきます。
「開始日」を入力するところまでは先ほど紹介したやり方と一緒です。
「=EOMONTH(開始日,」といった表示になっています。
2つ目の引数には「-1」を入力します。
関数に続いて「+1」を入力します。
来月初日の日付が表示できました。
先月初日の日付を表示
先月の初日を表示していきます。
「開始日」を入力するところまでは、先ほど紹介したやり方と一緒です。
「=EOMONTH(開始日,」といった表示になっています。
2つ目の引数には「-2」を入力します。
関数に続いて「+1」を入力します。
先月初日の日付が表示できました。
Excelで月末・月初の日付を表示する方法まとめ
以上「【Excel】EOMONTH関数で月末・月初の日付の表示方法は？最終日や月初日を求めるには？【エクセル】」についてまとめました。
是非こちらのやり方で、月末・月初を求めてみてください。
【動画】エクセルで月末・月初の日付を表示する方法
エクセルで月末・月初の日付を表示する方法の動画はこちらから。
