パソコン初心者が独学でスキルを身に付けるための勉強方法

これからパソコンのスキルを身に着けたい初心者にとって、

「パソコンは独学で勉強しても身に着くの?」

といったことは気になると思います。
結論から言いますと、独学でもパソコンスキルを付けることは可能です。

今回お話しする“パソコンスキル”とは、
・パソコンの基本操作からWordやExcelなどのofficeソフトを使えるようになるまで
とさせて頂きます。

これからパソコンスキルを独学で身に着けたいという初心者の方は、是非参考にして下さい。

【初心者向け】パソコンスキルを独学で身に付けるための勉強方法は?

それでは早速お話ししていきたいと思います。
まず、こちらが全体の勉強手順になります。

①インターネットで検索できるようになる
②文章作成(タイピング)スキルを磨く
③フォルダの作成・操作について覚える
④Microsoft Offic(Excel、Word、PowerPoint)を使えるようにする

インターネットで検索する方法

独学でパソコンを勉強する際には、いずれ必ず分からない部分が出てくるでしょう。

そういった時に周りに聞ける人がいれば良いのですが、分からなければ自分で調べ解決することが必要となります。

検索方法がわからない方のために、早速インターネットで検索する方法をやっていきます。
※インターネットの検索方法が大丈夫という方は、次の手順に進みましょう。

(例)インターネットでの検索方法

それではもしあなたが、

「Excelで文字を入力した後、入力した文字を太くしようとしたが方法が分からない」

という状況になったとします。
どのように検索するでしょうか?

私だったら、

「Excel 文字 太くする」
「Excel フォント 太く」
「Excelの文字を太くする方法」

などと検索します。
実際に「Excel フォント 太く」入力してみます。
(今回はグーグルを利用して検索します。)

【検索結果画像】

検索結果が1~10まで表示されました。
基本的には、一番上から見ていきます。
(一番上のサイトが検索キーワードに対する答えが表示されやすいため)

ただし記事のタイトルを見た際に、あまりにも自分の求めている内容と違ってそうと思われたら、飛ばして見ていきましょう。

先ほどもお話ししましたが、パソコンを独学で勉強するために検索スキルが必須です。
分からないことがあったらインターネットで調べる、というクセをつけていきましょう。

文章作成(タイピング)

パソコンを使っての以下のような実務、

・データ入力
・資料作成
・売上集計、分析
・グラフ作成

どの業務をやるにしても、文字入力(タイピング)スキルは必要になってきます。
では、タイピングスキルをつけるための勉強方法をいくつかお話ししていきます。

タイピング練習サイトを使う

最近では、無料でタイピングができるサイトが多くあります。
今回はおすすめのものを一つ紹介します。

Benesseマナビジョンのタイピング練習

Benesseマナビジョンのタイピング練習はこちら

「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」でおなじみの、Benesse(ベネッセ)が運営するサイトです。
タイピング練習と同時にホームポジションについても学べるので、とてもおすすめです。

ホームポジション・・キーボード入力をもっとも効率的に行うことが出来るとされる、指の基本的な配置の事

続いて、サイトの使い方を見ていきます。

Benesseタイピング練習の使い方
①トップ画面に異動したら、[スタート]を押します。
②[ローマ字入力]が選択していることを確認し、[タイピングを開始する]をクリックします。
スペースキーを押すとタイピングがスタートします。
④制限時間になるとタイピングが終了し、結果画面に移動します。
⑤[リトライ]を押すと、再度タイピングがスタートします。

一日10分やるなど、時間を決めて毎日やるようにしましょう。
自分の成長度が“得点”として数値化されるので、上達度合いがわかる分モチ―ベーションに繋がるでしょう。

この他にもタイピング練習サイトはたくさんありますので、「タイピング練習」などインターネットで検索し探してみて下さい。

ブログなどで文章を書いてみる

タイピングを上達させる上で、文章を沢山書くというのは重要な要素です。

「毎日好きなことをブログに書いてみる」というのも良い方法だと思います。

“タイピングの練習”というと少し抵抗のある方も、“趣味のことを毎日好きに書いてみる”ということであれば、続けられるかもしれません。

ブログサービスについてですが、手軽に利用できる“無料ブログ”で始めるのが良いでしょう。
芸能人も多く利用しているアメーバブログなどはおすすめです。
(本格的にブログをやりたい方は、WordPressなどもおすすめです。)

アメーバブログ

とにかく数をこなすことが大切!

タイピングに慣れるには、とにかく沢山の文字を入力することが大切です。

1日100文字のタイピングをする方と、1日1000文字のタイピングをする人では上達するスピードが違います。

新聞や本の文章をパソコンのメモ帳に書き写してみる、パソコンでメールをしてみるなど何でも良いので、とにかく沢山の文字を入力するようにしましょう。

フォルダの作成・操作

デスクトップでフォルダを作ったり、作成したファイルをフォルダの中に格納する等の操作は仕事をする上で必須です。
タイピングがある程度できるようになったら、こちらを学ぶようにしましょう。

フォルダの作成・操作に関しては以下の記事にまとめていますので、そちらをご覧下さい。

Microsoft Office

フォルダの作成・操作ができるようになったら、次はMicrosoft Officeをやっていきましょう。
Microsoft Officeとは、マイクロソフトが開発したソフトウェアです。

主にExcel(エクセル)、Word(ワード)、PowerPoint(パワーポイント)、Outlook(アウトルック)などがあります。

本(参考書)を購入して勉強する

Microsoft Office(Excel、Word、PowerPoint)の独学での勉強方法としては、市販の問題集を購入して勉強するのがおすすめです。

本屋などで探されても良いですし、通販サイトで購入するのもオススメです。
ただし、最初は初心者向けの本を購入するのがおすすめです。

例えばExcelの教材を購入するとして、いきなり複雑な関数ピボットテーブルマクロのなど難易度の高い機能をメインとした教材を買ってしまうと、挫折してしまう可能性があります。
(ピボットテーブルやマクロの用語の意味は今は知らなくて大丈夫です)

通販サイトで初心者向けの本を探す方法

それでは、どうやって通販サイトで初心者向けの本を探すのかお伝えしていきます。
今回はExcelの本を探すと仮定して大手通販サイトのAmazonを使って探していきたいと思います。

探し方は至ってシンプルです。

「Excel 初心者」と検索欄に入力し検索してみましょう。

Excelの本がずらっと表示されました。
本のタイトルを見てみて、「やさしい」「はじめての」「初心者」といったワードが入っていれば初心者向けの可能性が高いです。
そして、なるべく評価の高い本を選びましょう。

口コミやレビューで難易度をチェック

タイトルで初心者向けか判断がつきかねる場合は、口コミやレビューを見てみましょう。
レビューを見てみて、

「初心者の私にも分かりやすかったです」
「Excelを立ち上げるところから書いてありました」

など、初心者向けの内容が書いてあると思われるものであればOKです。

試し読みをして判断する

また、試し読みをしてみて自分に合ったものなのか決めるのもオススメです。
今は冒頭部分を読める本が多いので、実際に読んでみて

「自分向けに書いてあるな」
「自分でもできそうだな」

と思えるようであれば、そちらを選びましょう。

Excel

まずはExcelを勉強していきましょう。
Excelとは“表計算ソフト”です。

表計算と言うだけあって、計算処理やデータの分析などに優れています。
見積書や名簿などの資料も作成できるので、会社でも積極的に利用されているソフトウェアです。

Excelとよく比較されるものとして、次に登場するWordという“文書作成ソフト”もあります。
よく「ExcelとWordどっちを優先してやったら良いの?」といった疑問を持たれる方が多いのですが、基本的には“Excel”を優先的にやって頂くようオススメしています。
(会社からWordのスキルを求められている場合は、Wordを優先して頂くようおすすめしています)

なぜExcelを優先させるのかは以下の記事でまとめているので、気になる方は併せてご確認下さい。

続いて、Excelの難易度と勉強することの目安についてお話します。

Excel(基本)

・ブックの作成と管理
・セルやセル範囲のデータの管理
・テーブルの作成
・数式や関数を利用した演算
・グラフやオブジェクトの作成
・ブックの校閲
・条件付き書式やフィルター

Excel(応用)

・高度な関数
・マクロ
・ピボットテーブル
・データ分析

Word

上でもお話ししましたが、文章作成ソフトです。

見積書や案内書の作成はもちろん、ラベルや名刺、履歴書なども作成することができます。

Word(基本)

・文書作成、印刷
・文字列や段落の挿入
・表の作成
・グラフィック要素の挿入

Word(応用)

・高度な参考資料の作成
・高度なデザイン
・マクロ

PowerPoint

PowerPoint(パワーポイント)は、“プレゼンテーションソフト”です。
プレゼンテーションや、提案資料などを作成する時によく使われます。

PowerPoint(基本)

・プレゼンテーションの作成
・テキスト、図の挿入
・グラフ、表、SmartArtの挿入

PowerPoint(応用)

・画面切り替えやアニメーション
・複数のプレゼンテーションの管理
まとめ

以上、パソコン初心者が独学でスキルを身に付けるための勉強方法についてまとめました。
初心者の方は独学でやることに不安があるかもしれませんが、焦らず一つずつやっていけば大丈夫です。

一通りやってみて、自分なりのやり方が見ててきたらひたすら復習あるのみです。
是非独学でのスキルアップを目指しましょう。

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